
孫六兼元は、室町時代後期に美濃国武儀郡関(岐阜県関市)を中心に活動した刀工で、切れ味に優れた名刀を数多く制作し、「三本杉」という独特の刃文を創始したことで知られています。また、彼が制作した刀剣には多くの逸話が残り、江戸時代には講談や説話の題材として取り上げられたことで民衆に最も親しまれた刀工の一人となりました。
関鍛冶伝承館では、これまで平成30年(2018)に特別企画展「美濃の名工兼元 名高き孫六三本杉」、令和6年(2024)に企画展「孫六兼元―刀工集団と名工誕生―」を開催し、その諸説ある系譜や来歴、「孫六」という通称の由来について紹介してきました。今回開催する企画展「孫六兼元と三本杉~実戦刀のかたち~」では、孫六兼元の切れ味に優れたという作風に焦点をあて、そのルーツから作風の確立、そして切れ味に優れる刀剣を制作した孫六兼元の鍛冶技術について紹介します。
『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボレーション決定!
関鍛冶伝承館において令和7年11月1日(土)~令和8年1月12日(月祝)まで開催される企画展「孫六兼元と三本杉~実戦刀のかたち~」の開催を記念し、PCブラウザ&スマホアプリゲーム『刀剣乱舞ONLINE』とのコラボレーションが決定しました。
「関の孫六」とも称される刀工・孫六兼元は関鍛冶を代表する名工の一人です。
孫六兼元の作品や彼について記載された江戸時代の書籍などから、その作風や来歴、そして関鍛冶の刀工集団とのかかわりを紹介します。
企画展「孫六兼元と三本杉~実戦刀のかたち~」に有料入館された方、お一人につき1枚「来館記念カード」をプレゼントします。(頒布予定数に達し次第終了)
PCブラウザ&スマホアプリゲーム『刀剣乱舞ONLINE』は、DMM GAMESとニトロプラスが手がける刀剣育成シュミレーションゲームです。
名だたる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士(とうけんだんし)”を収集・強化・育成し、自分だけの部隊を結成し様々な合戦場を攻略していきます。
関鍛冶伝承館
所在地〒501-3857 岐阜県関市南春日町9-1 TEL0575-23-3825東海北陸自動車道・関インターより車で約10分
東海環状自動車道・富加関インターより車で約15分
※会期中、関鍛冶伝承館正面駐車場は閉鎖します。関鍛冶伝承館北駐車場、もしくは「せきてらす」駐車場をご利用ください。
岐阜バス 岐阜新宿線「バスタ新宿(新宿南口)」乗車→「関市シティターミナル」下車
(1)下車後、長良川鉄道「関駅」乗車→「せきてらす前駅」下車 下車後、伝承館まで徒歩約5分
(2)下車後、伝承館まで徒歩約20分